2014年3月28日金曜日

新入職員研修

4月採用者向けの4日間にわたる職員研修が終わりました。
お疲れ様でした。

グループディスカッションで研修の感想を話し合ってもらい、最後に発表してもらいました(順不同)。
・目的意識が高い。理念に向かっている。
・ボランティア等多くの方々の力で支えられてきたことが分かった。
・コミュニケーション(非言語を含めて)の大切さを改めて知った。
・言葉の大切さを知った(無意識に他人を傷つけることがある)
・夢や目標を決める大切さを知った。
・配属事業所だけでなく他事業所をみることができて良かった。
・もっと上をめざそうと思った。
・産休が取れ、福利厚生が充実していると思った。
・人間関係がよいと感じた。
・各事業所の施設長が「地域生活を大事にする」「自分らしく生きることができるよう支援している」と共通して言っていた。
・ひかりのさとファームやもちの木園の利用者が誇りを持って働いている姿に感銘を受けた。
・事業所見学のとき「利用されている方の暮らしの場に入るのだから『お邪魔します』の気持ちを忘れないでほしい」と言われたのが印象的であった。
・同期の仲間を大切にしたい。

福利厚生がいいと言われたのは初めてで、ちょっとびっくりしましたが、「基本姿勢を学ぶ」という研修の目的は適えたかなと安心しました。
4月からいよいよ各事業所に行ってもらいます。
彼ら彼女らの活躍が楽しみです。

2014年3月24日月曜日

学び続ける職場

3月はいろいろな試験の合格発表の季節です。
社会福祉士・精神保健福祉士の合格発表が3月14日にありました。
就職トレーニングセンターは、育休の職員を含めて5人の正職ですが、今回社会福祉士1名、精神保健福祉士2名の合格者があったそうです。

支援を行う中で、もっと知識があったならよいのに、きちんとした技術を習得したいと思うことが多々あります。
しかし働きながら勉強するのはとても大変です。疲れて帰ってきて、家事や育児をして、その上で勉強です。若い時のような記憶力もありませんから、ひたすら地道な努力を継続させねばなりません。
合格そのものも素晴らしいことですが、その努力に敬意を表します。

また、3人もの合格者を出したのは、事業所内に知識を得ようという雰囲気が醸成されていたんだろうと思います(3人が示し合わせて勉強していたのではなく、それぞれで受験勉強をされていたそうです)。求められることはとても大きいですし、これで完璧ということはありません。これからもいろいろなことを学び続ける事業所であって欲しいです。

27日には介護福祉士の合格発表です。
こちらも楽しみですね。

2014年3月19日水曜日

保育士はすごい

昨夜おひさまセンター長の三宅さんと話をする機会がありました。
三宅さんは何度も何度も「保育士の見方はスゴイ。視点が違う。療育計画(保育計画といわれたかも)を立て、そのポイントを関わっている中でしっかり捕らえて、そこに集中している。しかも説明もとてもよい」とおっしゃっていました。
元々力のある人が、しっかり鍛えられてきたんでしょう。今のメンバーをみてそう思います。
今後も楽しみです。

2014年3月9日日曜日

反省は、「振り返って少し見る」

暖かくなったと思ったらまた寒い日が続きます。しかし日の力強さは着実に増していると感じます。

平成25年度の「苦情」の状況についてまとめています。まだ全ての事業所から提出されてはいませんが、介護支援は改めてストレスフルな仕事だと感じます。
よかれと思って行った意図を理解していただけなかった、言葉の選択がよくなかった、言動の一部をみて(あるいは説明したことをお忘れになられて)誤解を招いた、という事例も多々あります。

昨日NPO法人絆さんの20周年記念行事で厚生労働省の荒川さんを招いての講演会があり、参加させていただきました。
講演の本旨とは別の話で、反省についての説明がありました。フランクル(「夜と霧」で有名な精神科医・心理学者)の言葉をひいて、
反省は大切だが、自分と他人、変えられると変えられないの2つの軸で考えると、反省して効果があるのは、自分の可変的なところだけ。他人は変えられないし、性格や能力など自分のことでも変えられないものはある。反省という漢字は「ふりかえって、少し見る」。他人や自分でもできないことを気に病んでも自分を傷つけるだけなので、できるところを少しみて変えていけばよいとのエールをいただきました。

もちろんこちらが悪いところは変えていかねばなりません。
しかし中には相手の都合でいろいろおっしゃることはあります。想いは誠実に受け止めつつも、したたかに対応する強さも求められます。
難しいところです。難しいところですが、ストレスを発散しながら、やっていきましょう。